eco-maman エコママン

主婦が気になるコト・モノを生活者目線で発信分析するブログ

プロフィール

※本ページはプロモーションが含まれています

プロフィール

エコママンの運営者、わたくしカオジロのこと。

エコママンブログ運営者、@カオジロです。
フリーランスで活動する主婦です。

店舗プロモーションの企画書制作、マーケティングやリサーチ資料制作をメインに活動しております。

仕事がしたい!

産後、子を預け、週5・フルタイムのパートに採用され働きに出るも、保育園からの呼出しや子どもの風邪で仕事を休みがちになり退職を余儀なくされる・・・という切なすぎる過去がありました。

子どもが体調不良でも、そばにいながら働きたい。週3でも良いから、、、
でも仕事柄、夫が週6.5日働きづめだったので、育児を頼れず土日勤務のパートは無理。
ハローワークで平日短時間勤務の事務を見つけるも、高倍率で条件的に落とされる。乳児のいる主婦は、書類選考段階でふるいに掛けられてしまう現状。

それを繰り返していくうちに、子を預け、働くことの困難を目の当たりにします。

こうなったら消去法です。

雇ってもらえないのなら、自分で切り開いて行くしか方法がない。
なんとか自宅に居ながらにして出来る仕事はないか?

そこでクラウドソーシングという働き方に初めて出会い、様々な案件をポツポツと受注しながら徐々にスキルアップ。

さらにもっと仕事も増やしたい!と思うようになり血眼になって探した末、たまたまパート枠で募集していた企業へ「その業務、在宅でさせてくれないか?」と交渉し、業務委託で企画書制作の案件をなんとか定期受注することができました。

とはいえ、企画書制作なんて作った事がありませんでした。

けれど、蓋を開けてみれば、要は「お取引したいクライアントさんに向けてプレゼンする」ためのプロセスの一つなんですよね。元営業出身の私にとってはプレゼン資料作成はまさに的中・適職だったんです。とことんハマっていきました。

現状の問題提起から始まり、データを並べ、訴求したい方向性へ文脈を構築しながら最終提案へと導いていく。ブレのないように説得力を持たせながら、熱意を込めて、時折自分の見解を交えながら仕上げていく資料。

学生時代に取り組んでいたことと本質的に通じるものがありました。
マーケティングと文脈構築の基礎と。みっちり関わりその案件では4年ほどお世話になりました。
当時の担当者さんには今でも感謝しております。

『子持ち主婦が働く』ことの風当たりの強さ

先程の話に戻りますが、子持ち主婦が仕事するには風当たりが強すぎる、という世の現状にぶち当たりました。

保育園に入れる前は、夫、義父母、両親までもが私が働くことに好意的でない様子でした。専業主婦が当たり前だった昭和の高度成長期を生き抜いてきた親世代は「無理して働かなくていいのに」と皆、口をそろえて言いました。

なんだなんだ、みんなして。

仕事することって悪い事なのか?なんだこの罪悪感。仕事をする意味って。生きる意味って。私の存在意義って。
泣く子を抱えながら、ママ友グループとファミレスで半日、ひたすら時間を潰すことの意味って。
ママ友に嫌われたくない。だから今日も子どもを連れてママ友会に参加しなきゃ。
意味のない無駄な時間を消費し家計を浪費していること、自分の居場所はここじゃないと思うとそれはそれは心底辛くて、あの頃は生きてる心地がしなかったです。

生まれたばかりの無邪気な我が子を見つめながら、あの頃毎日そんな自問自答を繰り返していました。
でも、その自問自答は間違いじゃなかった。と、あれから数年経った今になって思います。

この辺りの私の仕事と子育ての葛藤については、
子育てと仕事を両立するワーママの「仕事選びの基準値」とは?
で話していますので、興味がありましたら読んでみてください。

紆余曲折ありましたが、保育園に無事入園できて、保育園生活に慣れた我が子が毎日楽しそうに登園している様子を見て、ようやく夫も両親も納得。私もほっと一安心。三歳児神話なんて、なんの根拠もないことはとっくに証明されているんですから。

「ママが幸せ=家族も幸せ」と思う。

やはり、家庭の中心ママが笑顔じゃなきゃ。

私の場合、ママも自分らしく仕事して社会に対して価値を提供し世の中と繋がって生きる方が、よりハッピーな状態で居られる。

そこを単に主婦のワガママと履き違えないで欲しい。プライド高め主婦という言葉でも片付けないで欲しい。

ママのそのイライラやストレスを抱えている状態って、子どもにも伝播するんです。

イライラ&ストレスが溜まっている状態は、子どもの成長をも阻害しますし、家庭にも悪影響を与えるものと思っています。自然と口調も荒くなりますしね。

ママの自己実現を抑え込む社会構造は、社会全体の資本を無駄にしているのと同じ。女性の社会進出がこれほど進んでいない国も世界的には珍しいです。

子どもを連れ回し、ママ友とただ有り余る時間を過ごしていた時代、私にとっては生きている心地がしなかった、暗黒の時代でした。。

ブログでその思いを書き綴っていたら「共感しました!」などのお声をいただくようになり、ブログやSNS発信を通しこの思いは私だけじゃないんだ!と再認識する事ができました。

それがこのブログを始めたきっかけ、原動力だったりします。

今は、振り幅広げて自由にブログ書いたり、Web系のあらゆる仕事をしていますが、、、どれもこれも「私」なわけで。

どんな角度で切り取られても、私はわたし。

フライパンとおたまを持って子どもを追いかけ回している時も(ほぼ無い)、
PCに向かって5時間ぶっ続けで制作している時も、
作った資料片手に取引先でプレゼンしている時も、
庭の落ち葉をかき集めている時も、
夫が脱いだ裏返しのシャツや靴下を渋々元に戻してから洗濯機に放り込む時も、
子どもの習い事のレッスンに付き添っている時も、
母であり嫁であり妻であり、一社会人である顔を持つ唯一無二の「私」であることに変わりない。

そんな風に心の奥底で思っていらっしゃるワーキングマザーが、私の周りにも何人かいらっしゃいました。ただ外には見えてないだけで。

ワーキングマザーの胸の内や抱えている悩みは、待機児童問題だけではなく、掘り下げれば次々と溢れてきます。

ただ、一日の限られた時間の中で、育児家事仕事のそれ以外の時間を割くことができず、曖昧模糊とした胸の内を、奥に奥にと追いやっているだけなんです。
内閣府男女共同参画局の平成25年のデータでは、共働き世帯が1,065万世帯、専業主婦世帯が745万世帯と、働く主婦の方が圧倒的に多いことが分かります。

そんな私たちワーキングマザーと実態と本音とリアルを、単純な統計データだけでは見えてこない面も踏まえてお伝えできればと思い、できうる限りエントリーを増やしていこうと決めたのでした。

そんなエコママンのわたくし@カオジロですが、どうぞ温かい目で発信を見守ってやってください。

Twitterフォローしていただけると嬉しいです^^
それでは、引き続きコンテンツをお楽しみください。

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エコママン カオジロ


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