昨年も一昨年のバレンタインも、これといって気合いを入れずに食べたいチョコをつまんだだけで終わってしまった。そんな主婦力低めなワタシ。
たしか、一昨年は大雪で玄関が開かずそれどころじゃなかったり、昨年も大風邪をこじらせ食欲失せていた記憶が。
いやいやこれじゃいかん。
2016年は、真正面からバレンタインを楽しんでやる〜!
と、バレンタインに気合いを入れまくる主婦@カオジロです。
わりと、こういう年中行事はテキトーにやり過ごしがちな私(夫含め。)ですが、子どもが生まれて成長していくとともに、イベントや記念日事の大切さを思い知るようになったんですよね。
なにかとイベントごとがあれば、お友達をお家に呼ぶきっかけにもなるしね。「バレンタイン2週間前だからランチやるよ〜」みたいに。(そんなの無いか)
いままで女子で群れることに苦手意識を持っていてママ友付き合いはちょっと敬遠していた私でしたが、でも、相談できる仲間ってやっぱり大切。
今年に入って色んなママとお話したりお茶するようになり、同じ悩みを話せる存在のありがたみをしみじみと感じました。
ハイ。それはさておき。
無印良品のバレンタインの手作りキットは、10数年以上も前から気になっていた商品でした(一途です)。
いよいよ、これを購入すべき時がきたぞーっ!!
近くに無印良品が無い方は、こちらのLOHACO(ロハコ)モールからも注文できますよ。↓
バレンタインでひとりお祭り騒ぎなワタシは、近所の無印良品へ駆け込み、さっそくバレンタインキット3箱をまとめ買い。いやぁ、3箱じゃ大人買いとはいえませんよ〜。
ってことで、第一弾は、無印良品のチョコタルトについてレポートしていきます。
無印良品2016『自分でつくる チョコタルト』を作ってみた。
今回作ったのはコレ、『無印良品 自分でつくる チョコタルト』¥680(税込) 6個分。
我が家はスイーツはもっぱら買う専門なので、おうちではほとんど作りません。作るとすれば土日にホットケーキとか、お汁粉とか、たまにババロアを作り置きするぐらい。
私自身、日中も仕事しながらおやつってそんなに一生懸命食べる方ではないですよね。
子どもの通う園でも、ありがたいことに15時に軽食を出してくださるので、我が家はこれといってお菓子は常備しないんです。
そんな感じで、我が家はとりたてて手作りスイーツの需要も供給もない事から、私自身のスイーツ作りの腕前もほぼビギナー同然なワケです。お恥ずかしながらこの歳にして。主婦なのにね、、ってね。
このパッケージ右上の「簡単」マークを一目見て、まず最初にカゴに入れたこの無印良品のチョコタルト。他にも本格などのマークがありました。
主婦的には原材料表記も気になるところ。
おやつはごはんと違って嗜好品なので、「おやつ=食べて楽しむことが一番大切」だと考えています。だから、添加物とか着色料・保存料などが含まれていても多少は目をつむります。
気にするとすれば、ざっと見た感じ、上の写真の赤線で引いたところの成分かな。
無印良品チョコタルト、バレンタインキットの中身はこんな感じ。
タルトやチョコレート、一通りのものが入っています。ラッピングの袋まで入っていたのは驚きでした。いたってシンプルなのが無印良品らしいです。
作り方は、このパッケージ裏面に記載されています。
この辺のレイアウトなんかも非常にシンプルで。
この通り作れば間違いないですという安心感を与えてくれる、無印良品らしいミニマムデザイン。好きっすねー。
もちろん、このチョコタルトの作り方はいたって簡単ですよ。
チョコレートを湯煎してタルトに流し込み、飾り付けて冷やすだけ♪
頭では分かっちゃいるんだけど。作ってみると。あららら。あちゃー。ぎゃー。。あちちー。
そんなビギナーさんのために解説します。
まず最初に言っておきます。
このタルトの最大の難関は、湯煎(ゆせん)です!
湯煎(ゆせん)とは鍋等に湯を沸かし、その中に一回り小さい容器を入れて、内側の容器中で食材を容器ごと間接的に加熱する調理法のこと。
火で直接加熱するのではなく、湯を使い間接的に加熱を行うので温度が摂氏100度以上にはならず、焦げ付きの心配がない。
緩やかに加熱したいときや、保温する時に使われる。一般の調理にはあまり利用されない技法だが、メレンゲの泡立てやチョコレートのテンパリングなど製菓の技法として利用頻度が高い。
また、レトルトの米をもどす時にもよく利用される。
引用(文・画像):ウィキペディアより
湯煎画像もウィキペディアさんからお借りしました。
なんて事はない、お湯の中にボールをつけてチョコレートを溶かすだけの作業(=テンパリング)なのですが、この作業をすることには、きちんと意味があります。
つまり、愛情の賜物!ってわけですな。
私カオジロも冷凍モノの食材を湯煎して解凍することは頻繁にやっていますが、チョコレートの湯煎は初めて。
たしか、レンジでも出来なかったっけ??遠い昔、レンジでチョコを軽く温め溶かして作った記憶があります。
でもここはパッケージに記載されているとおり、愛情こめて湯煎で地道に溶かしましょうね。
テンパリングの詳細は、こちらcuocaさんのテンパリングの方法をチェックしてみてください。
その前に、まずこれをやっておかなくちゃ。
手順1。ナッツ類をローストする。
トッピングのナッツ類をフライパンで軽く煎ります。ここでなにか気が付いてしまったあなたはスゴい!
そうなんです。フライパンが新しくなりました。
まあまあ聞いてやってくださいよ。
今まで使っていたティファールのフライパンがあまりにテフロン剥げ剥げだったことに気付いたので、焼いたり炒めたり煎ったりする用のフライパンとして鉄製のフライパンを購入しました。
スキレットはホント重いんで、普段使いにはちょっと不向き。。
火の通り方がテフロン製とは全然違うんですよ〜!焼鮭もハンバーグも◎!!
重いし、お手入れも大変だけど、育てながら使っていくフライパンっていう感じが気に入ってます!
ハイ。余談でした。
手順2。チョコレートのテンパリングは、愛情の注ぎどころ!
そういえば、ナッツ、煎り終わりましたか?
ほんのり香ばしい香りがしたら、器に移しておいてくださいね。
60度のお湯に湯せんして・・・〜と書いてあるので、レンジでお湯を60度に温めボウルに注いでみました。
が、一向に溶ける様子がない。
それもそのはず、湯せんするお湯が60度じゃなくて、チョコレートの温度を60度にしなければならないのですから。チョコレートに達する伝熱は、人肌程度まで下がってしまっているはずです。
本当は、こういう料理用の温度計、TANITA デジタル温度計 【料理用温度計】
なんかを持っていれば便利なのだけど。
今回少量だったのでスプーンで混ぜてみましたが、量が多い時は、ゴムベラを使ってダマにならないように混ぜ合わせるのが良いかと思います。
左画像はcuocaさんからお借りしました。
この位のなめらかさになれば、カカオバターがきちんと溶けている証拠です。
お湯が冷めてしまったので、途中で何度かケトルでお湯を沸かしてボウルに継ぎ足しました。
お鍋で湯煎するほうが良かったかな・・・とも思えました。
湯煎用の柄のついた、こんな小ぶりなボウルもあるようです。布巾でボウルを押さえなくて良くなるから、これあると便利だわー。計量カップよりもひとまわり大きくて、ボウルよりも小さいサイズ。使い勝手良さそう!
そうしたら、このチョコレートをスプーンでタルトに盛り付けていきましょう。
手順3。盛り付けて、冷やしたら、チョコタルトの完成!
チョコの表面がなめらかじゃなくてスミマセン。
なんとなくコツが分かったので、次回もう一度挑戦しようと思います、テンパリング。
子どもにも、飾り付けを手伝ってもらいました。
カシューナッツが2個足りないのは、子どもが食べてしまったからではなくて、元からこの数がセットされていたようでした。
パッケージの写真も同じく2個だけアーモンドのタルトだったので。
冷蔵庫に入れて、30分冷やしたら完成!!
何コレ超気になるっ。「無印良品の限定バレンタインシール」でラッピング♪
ラッピングも楽しみの一つ♪
無印良品でバレンタインキットを購入すると、先着順でこんなイラストのついたシートをいただけるんです♪これをラッピングシートに貼り付けていきます。
ちなみに、ななめのボーダーの針金は、わたしが作りました。
針金にマスキングテープを張り合わせただけなんですけどね。ちょっとオリジナル感出るかなあと思って。
みんなと同じじゃつまらないから、遊んでみました。
このチョコタルトのように入れる物にボリュームがあって留めにくい場合は、こんなふうにマスキングテープで留めてしまうっていうのもアリですね。
マスキングテープ最高。
こんな感じに仕上がりましたよ。
作業工程のまとめ。
早速いただいてみると、、、小ぶりなのに食べ応えあるボリューム感!タルト部分がサクッとしていて美味しかった!タルトとチョコのハーモニー大事ですね。ナッツのローストも外せない工程だということがわかりました。
これはどんなにビギナーさんでも、間違いようがないです。それくらいシンプル。
もしも出来上がりの固さが気になる場合は、タルトに流し入れるチョコの量を半量にしたり、ナッツを細かく刻んでトッピングすると良いと思います♪
通販サイトの
人気のメニューには、SOLD OUTのマークが付いてますね。
これ見ると、無印良品の「自分でつくるバレンタイン〜」シリーズって、全部で16種類もあるんですね!
それならカオジロ、これ全部チャレンジしてみてよ。ですって??
う、うん、ご要望あれば・・・じぶんのお腹と胃に相談してみながらトライしてみようかと。ワタシ、普段甘い物をたくさん食べない人なので。^^;;
無印良品のチョコタルト。カオジロ的総合評価!
カオジロの独断と偏見で(!?)、「自分でつくる無印良品のチョコタルト」を評価しました。w
要は、チョコレートの湯煎が上手くいくかいかないかに掛かっているので、チョコが溶けさえすれば流し込むだけなんです(本来テンパリングは奥が深いものと思います。でもビギナーさんからしてみれば)。
そのあたりがクリアになれば、あとは同梱の素材でデコって、見た目華やかな感じでラッピングできてしまう。
味、味は。チョコレートそのものは湯煎次第で味が決まるとして。
ワタクシ的にはこのタルトが固くて、前歯で咬みきれなかったのです。。あ、つい本音が。チョコレートの流し込む量を、半分、ないしは3分の1くらいに調整するべきだったのかな、と反省。
その辺のことを考慮して、簡単に見栄えは整えられるけど、いざ食べてみると、うーん、総合的には満足度☆2つだな、という評価となりました。
エッヘン。
おまけ。
余ったシールは、夜中、夫のパソコンバッグに貼り付けてやりました。ニヤリ。
今朝、それをパソコン本体に貼り替えている夫をこっそり見かけました。。
その姿、なんとも寂しげで・・・嬉しかったのか、そうか。。反省。。
無印良品のバレンタインキット、なかなか発見があって面白かったので、次回も引き続きチャレンジしたいと思います!
それではまた!