
だしを取ることの大切さ。・・・うん、わかってる。分かってるんだけど、やってないだけ。
だしの取り方は、むかし教えてもらったけど、たまにしかやらないから忘れちゃった。
今夜も、夕飯30分で作らなきゃ。お風呂に入れて洗い物して子ども寝かしてから、また仕事しなきゃだし。
そんな感じで、いつも時間に追われるワーキングマザー、カオジロです。
だしから取りましょう!って言われると、ううっ耳が痛い。
保育園でも、調理室の先生が子ども達にだしを取っているところを見せてくれているらしい。
本当にありがたい。先生達は、ただでさえ保育だけでも大変だというのに、わざわざ器材を教室まで持ち運んでセッティングして、食の大切さを伝えてくださっている事は、本当に感謝しています。
そしてあくる日、我が家で夕飯の準備をしていると、我が子もキッチンに入ってくるようになった。
食に興味を持ち始めたのだなと感心していたら、かあちゃんの様子を見に来たんだ、と言う。
そっと覗いてみれば、かあちゃんは汁物を作る時に粉末だしをパラパラ、、の図。あれ?なんか先生がやってたのと違うな?って。そんなふうに思われたら、ちょっとまずい。。
ところで、今月11月24日は和食の日。
この機会にちゃんとだしの取り方から見直してみようかな!と、重い腰を持ち上げてみる私です。
「だしをとる」のに思うところ
- 億劫。←コラッ
- 良いかつお節は、お高い
- そもそも、どのかつお節を買っておけば間違いないのかが分からない
- 白だしや麺つゆでも用が足りる気もする
- だしをとっている間って、コンロが空かない
- だしをとった後の大量のかつお節を捨てるのがもったいない気がする
- かつお節自体、割高
- 本当に、このだしの取り方で、美味しいだしを引き出せれているのかが不安
といったところでしょうか。
だから、だしパックとか、だしの素とかに頼ってしまう。
だしパックや粉末だしが一概に悪いということではありません。私もよく使っています。だしパックは、乾燥しいたけとか、あごだし入りとか、美味しくなる要素をあらかじめ計算して配合されているので、あれこれ悩まずとも狙った味にたどり着けるので重宝します。

私は、極力、化学調味料無添加のものとか、保存料を使用していないものなどを意識して選んではいます。
徹底したナチュラル志向ではないのですが、普段食は有機野菜や低農薬のものが手に入れば、積極的に取り入れるようにはしています。

だしパックや粉末だし。「無添加」と表記されていても、なぜか毎日同じだと味に飽きてくるんですよねぇ。
それに、味噌汁を作っている私の背後から見つめる我が子に、粉末だしパラパラしてるところや、だしパックポンしてる姿を見られるのも、ちょっと引け目を感じるので。
きちんとだしを取ってみる、の図は。
本来のだしの取り方をきちんとやってみよう。とりあえずのもので済ませるんじゃなくて、地に足のついたやり方で。
基本的な分量やだしの取り方は、こちらのこんぶネットさんのサイトや白ごはん.comさんのサイトなどで詳しく書かれているので、まずはこの通りやってみると間違いなし!です。
素材のだしを感じる、簡単お吸い物の作り方
とっても簡単なだしの風味が感じられるお吸い物の作り方をこっそり教えていただいたので、ぜひぜひ私と同じようにお悩みの方は覚えていってもらいたいと思います。
これね、実は、昨日教えてもらいたてのホヤホヤの情報だったりします。食べて本当ビックリしました。だって本格的なお吸い物の味なんですもん。
足でかせいで得た情報の威力ってすごい。。
だって、ワタシ今日はこんなにエネルギッシュに記事を書いているのだから。(えっ いつもは・・、?
では、いってみましょう〜!!
カンタンお吸い物の作り方
めんつゆは、使いませんので、あしからずですよ。
うん、すごく美味しい!
とろろこんぶの味も、かつおの風味も、鼻から香りが抜けて、いい感じ。
何と言っても、しいたけやえのき、素材そのものの味も感じられる。きのこ類は、ただ煮ただけなのに、良いおだしが出るんですよ〜!ってことがよく分かる味。
しいたけ、ごめん。えのき、ごめんね。今まであなたたちを信用せずに、色々調味料足してて、素材の味に気づけなかった私がいけなかった。。
めんつゆや、だしパックや、粉末だしで作ったのとは、ちょっとちがう。
「母ちゃん、きょうは手間ヒマかけて作ってくれたのかな?」なんて思われること間違い無しですよ!
こりゃ、私的には新たな大発見!!ぜひ、作ってみてくださいね。
だしと仲良くなれそう!笑
お手軽お吸い物を作ってみての、率直な感想。
あ、これでいいんだ!だしを取らなきゃ〜!って気構えなくても良いんだ。
だしを取らずに作ってる私、あぁバカバカ、、、なんて変にマイナス思考に陥りやすい身としては、
自己否定に陥らなくとも、きちんとだしが感じられるお吸い物を作れる術を知って、胸のつっかえが取れてスッキリしたのでした。
グラグラ煮すぎると雑味が出すぎちゃって、魚くさくなってしまったり、せっかく高い素材使って時間かけても、だしを取るのに失敗してだしから敬遠していたので、もったいなかったな。
だしって難しい。
じゃなくて、奥が深い。
でも実は簡単。
だから、続けられる。
カラダとココロの良い循環が、生まれる。
ちなみに。
天然のだしを取ることのメリット
- だしがきいていると、塩分控え目の味付けでも満足できる
- 素材の美味しさを、舌が探しに行く
- だしがらは、細かく刻んで、佃煮にしたり、ふりかけにもできる。等々。
素材の生かしたお吸い物の味を知ってしまった私は、普段は手に取らないのだけれど、きあげ醤油だとか、鰹節のちょっと良い素材のものにトライしてみようかなって思ってます。
こんなにメリットがあるなら、面倒くさがらずにちょっとやってみようか?!っていう気分になっていただけたら嬉しいです。
こんなふうに、気軽に天然のだしと向き合って、素材本来の旨味をじっくり味わってみてくださいね。