我が子もいよいよ公立の小学校に入学します。
入学準備を始める前、費用は一体いくらぐらい見積もっておけば良いのだろうか・・・と漠然とした不安を抱えていました。私と同じように感じていらっしゃる方の参考になればと思い、小学校入学準備に掛かった金額をまとめておきます。
最近の小学校グッズの実態を知りたい〜!という方も、ぜひお読みください^^
それでは行きましょう!
小学校入学準備に掛かった金額の内訳
まずはランドセル
我が家のランドセルは、前年のゴールデンウィークに早々と予約購入しました。割引やポイント還元などがあり、実質5万円位でした。
その時の詳細は、一年前に書いたこちらのエントリーをご覧ください。
有難いことに、ちょうど今の時期、よく読まれているようです。
【ランドセル購入2017】我が家がイオンのかるすぽランドセルに決めた理由
学校指定で地元洋品店で購入したもの
学校指定の洋品店でのみ購入できる指定品です。
正直、なかなかのお値段です。
体操服のサイズは、気持ちひと回り大きめのものを購入しました。
6年間で体型も大きく変わると思いますし(そう願っています)、高学年で一度買い直すくらいの気持ちでいる方が良いかと思います。
紅白帽はゴムでサイズ調整ができますが、登下校用にかぶる校帽に関しては、頭の形も個々に違うのでお子さん同伴で実物をかぶってサイズ確認し購入されることをオススメします。
公立中学校の制服や指定品の価格問題
公立中学の制服価格が万単位であることや、自治体によって価格に大きな開きがあるといった新聞記事を最近よく目にします。
私個人的には、学校自治の考え方や、前例踏襲主義などの組織の根本から見直さない限りは、この問題は存続し続けると思っています。
本当にその制服や指定品であるべきなのか。その必要性は。愛校心って、そこまで表現するべきなのか。
多額の出費を余儀無くされる保護者の募る不満。そして、近年ようやく明るみになってきた「子どもの貧困」の現実。
小学校入学時は、体操服や校帽など4,800円のまだ小さな出費ではありましたが、今騒がれている制服価格問題の入り口に初めて立たされた様な気がしたのでした。
防災頭巾のいろいろ
私が小学生の頃は、防災頭巾なんて一度も用意した事がなかったので驚きました。
何が起こるか分からない昨今。防災意識が高いことに越したことはありません。
- 防災頭巾・・・1,400円
- 防災頭巾を収納するカバー(椅子の背もたれにかぶせるタイプ)・・・900円
防災頭巾は、近所のイオンの入学準備コーナー(3月上旬ごろ)の平台にてどーんと大陳されていました。
柄は、ギンガムチェック柄の耳の位置に穴の空いたタイプのものです。男の子は青、女の子は赤。
この防災頭巾、我が子の小学校では、椅子の座布団用として敷くのではなく、椅子の背もたれに布カバーを作り、そのポケット部分にしまい込む形で常備するようです。
座布団としての防災頭巾なら、綿が詰まったフカフカの座り心地の良いものが適しているかもしれません。
ですが、背もたれタイプの場合はフカフカだと厚ぼったくて邪魔だと思ったので、適度に綿の入ったものを選びました。
また、「防災頭巾カバー」というのが曲者で・・・入学のしおりにカバーのサイズが書いてあったものの、図を見てもまったくイメージが湧かず。
結局、体操服と一緒に地元洋品店で既製品を購入しました。
薄手のキルティング素材の無地のカバーです。
カバーの構造、既製品を見てようやく納得。
小学校の椅子の実寸がわからないうちは、とりあえず既製品にしておいて正解でした。
カバー素材はキルティング以外にも、ナイロン製などがありましたが、我が家はアイロンでアップリケをつけてあげたかったので、布製のものを選びました。
また、防災頭巾も、キルティング以外の素材ではこちらのようなアルミタイプの本格的な耐火・耐熱仕様の防災頭巾も置いてありましたよ。
お店で見たときは、お値段1,800円前後と少しお高めでした。
耐熱であり、折りたためばコンパクトに収納できるという点では、機能性の面でとても魅力的なので、家に常備しておいても良さそうですね。
この防炎タイプの防災頭巾は、近所の地元洋品店にもあったので、もし学校で素材の指定まであれば、こちらを選ぶ方が良いのかもしれません。
文房具類
2月中旬、小学校説明会を終えた週末。
買えるものは早いうちに買っとこう!売り切れる前に!(売り切れるものなのか?)、入学のしおり片手にスーパー3件はしごして買い揃えました。
名前書き、スタートっ!#入学グッズ pic.twitter.com/mjx3gXThTI
— 主婦カオジロ。 (@eco_mamann) 2017年2月18日
- のり、はさみ、消しゴム(香りなし)
- ふでばこ(機能のついていないもの、キャラクター有無は問わず)
- 鉛筆(学校で濃さ2B or Bと指定あり、名入れ無し)
- 色鉛筆(12色)、赤鉛筆
- 油粘土、粘土板、粘土ケース(保育園で使用したものを再利用)
- 歯磨き用コップ、歯ブラシ
- 上履き
- お名前シール(水に強いタイプ)
上記の文房具類、およそ6,200円。
これらは、スーパーやホームセンターの入学準備特設コーナーや、文房具売場で揃えられます。
学校によっては、キャラクターもの禁止だったり、無地指定など、同じ市区町村でも学校や学区によって指定が様々なようですので、事前に入念に確認されることをオススメします。
既製品か手作りかで悩んだ布モノ
手作りしたもの
ひたすら作り、ひたすら寝込んだ休日😷
卒園まであと少し。 pic.twitter.com/ojLIdZTn0p— 主婦カオジロ。 (@eco_mamann) 2017年3月21日
成長とともに趣味嗜好が変化すれば、6年間は使用しないだろうし・・・と思い、保育園時代に使っていたものを極力リメイクするなどして節約しました。
- ランチョンマット
(4枚500円のカット布を購入、3枚手作り) - 手提げ袋
(キルティング素材、お道具箱が入る大きめサイズ) - 上履き袋
(家にあった余ったキルティング生地を使用。紐部分に細かな指定あり) - 体操着入れ
(保育園で使っていた手提げカバンをリメイク) - 給食袋
(20cm×20cmくらいのサイズ計6枚。内4枚手作り、残りは自宅にあったものを利用)
手提げ袋は作ってみて思ったのですが、既製品でも1,500円〜でシンプルなタイプが売られていたので、それにデコレーションしていくほうが手取り早かったも〜と思いました(^_^;)
手芸屋さんで、既製品の手提げ袋がお安く並んでいるのを見かけましたよ。
意外に、穴場かもしれませんね。^^
上記のものを作る材料として、ミシン糸、カットクロス、キルティング生地、持ち手部分の布テープなどは、合計2,500円位でした。
既製品に頼った布モノたち
ランチョンマットは、まともに購入するとホントお高いんです。
一枚およそ600円、5枚で3,000円・・・流行りのキャラクターを卒業すれば、さらに買い替えが必要になり無限ループに陥ります。。
我が家は手作りと併用して、数枚だけキャラ柄ランチョンマットを購入しました。
- キャラクター柄ランチョンマット
(1枚600円も!!それを2枚ほど購入。。)・・・1,200円 - ミニタオルハンカチ
(ポケットに入るサイズを5枚ほど買い足し。実際は10枚必要。)・・・700円 - 布製のお名前テープ
(アイロン接着用)・・・300円
タオルハンカチは5枚セットなどで販売しているのをよく見かけますよね。
布製のお名前テープは、キルティングバッグや靴下などの直接お名前を書きづらい布製品に。
こういったものを使うと、きれいにかわいく仕上がって便利ですよ。
100均で購入したもの
ダイソーやCan☆Do、セリアなどの100円ショップに寄り道して見つけては買い足しました。
- ハリネズミくんが可愛い、厚手の手ぬぐいハンカチ1枚
(ランチョンマット用にぴったり) - 給食当番用の布マスク3枚
(キャラクターが入ったもの♪) - 無地の下敷き
(スーパーでは無地のタイプが品切れ、という事が多かったので) - お名前テープ
(アイロン接着用) - のびーるゼッケン
(これに消しゴムハンコを押し、名前テープ代わりになる)
上記の内容で、およそ650円。
保育園も小学校も、持ち物すべてにお名前書かないといけないので、なんとも悩ましい作業ですよね。
お名前テープや、のびーるゼッケンなど、布もの類に関するお名前付けのアドバイスをまとめたので、こちらのエントリーもぜひご参考になさってください^^
意外と大変!保育園の持ち物、名前つけ。手早く簡単!がポイントです!
必需品ではないが、ついで買いしたもの
スーパーで一目惚れしてしまったスケルトン鉛筆削り。
昔よく、こういうタイプの鉛筆削りを使っては、指をガチャンと挟んで痛〜い思いをしました。。あれは一体なんだったんでしょうね。。
ですが、この鉛筆削りはそんな心配ご無用。鉛筆をキュッと挿してバーを回すだけで簡単に削れます。
しかも、バーを力いっぱいに回転させなくても軽くスルスルと削れてしまうので、我が子は、夢中になって家中の鉛筆を削っておりました^^;
- 卓上鉛筆削り・・・1,300円
- 1リットルの水筒・・・3,400円
- ドラえもんのレジャーシート・・・100円
- 収納ボックス・・・500円
上記の内容で、5,300円でした。
用意しなかったもの
我が家は、しばらくの間はダイニングで勉強させようと、学習机は購入しませんでした。
収納棚も、作り付けの収納棚があるので3段空けて、そこに教科書やランドセル、ハンカチ類を収納するようにしました。
小学校入学準備にかかった合計金額
ここまで購入したものを挙げてみると、ざっと73,950円でした。
手作り出来るもの、リメイクしたもの、既存ものを利用など、極力抑えるところは抑えて弾き出されたこの金額なので、実際のところ小学校準備の費用は、もっと掛かってくるものと思われます。
それに、入学後も買い替え出費、想定外出費なんかも掛かることが予想されますし。頼むからランドセルは壊さないでくれ、といったところでしょうか。。
比較的低コストに抑えられた我が家のヒミツ
我が家の場合は、特に、家具購入が一切無かったのが大きかったです。
勉強も宿題もダイニングでさせたいとずっと思っていたので、新築前から想定して設計していました。ダイニングの椅子も、成長とともに高さが調節可能な、ストッケのトリップトラップを新築時に購入。
ストッケの椅子は、食べる時にも脚が宙ぶらりんにならないよう、きちんと脚のせ板がついていて踏ん張れるのも特徴です。
そして、教科書やランドセルを収納する、造り付けの収納棚。
壁面にダボレールという金具を取り付けて、いわゆる「高さ調節可能」な可動式の棚にし、教科書や荷物のサイズによって高さを変えられるよう新築時に設計してもらいました。
という訳で、これから新築のご予定の方は、造り付けの収納棚など、具体的な収納を設計段階から充実させておき、あらかじめ住宅ローンに組み込んでおかれることをオススメします(こう見えても、一応、元住宅業界の営業マンでしたのでね^^)
子が大きくなり個室を欲しがるようになってくれば、その時には私の仕事部屋を子どもに譲ります。(それまでに自宅外に事務所を構える・・・!)
まとめ
小学校の入学準備に掛かるお金。いかがでしたでしょうか。
大型家具やランドセルを除いて、雑貨類だけでも最低3万円〜みておく方が良い、という事がわかりました。
今回、鍵盤ハーモニカや、書道セット、算数セットなどはまだ含まれていないので、大きな出費にはならないとは思いますが入学後も気が抜けません。
また、極力コストを抑えるという目的で手提げカバンなど一部手作りしましたが、モノを大切に使って欲しい、親の愛情をちょっとは感じて欲しいという親心、これに尽きます。
そのうち、ダサいー、なんて言われて使われなくなってしまうかもしれません。
一応、時間かけて夜な夜な作ったんだから大事に使ってね!という親の押し付けがましさも、一生に一度くらいなら良いかなと。。そんな初々しさ溢れる入学シーズンでした。
ご参考いただければ幸いです。
それでは!カオジロでした。